下げた翼端におもしをのせる
なお、方向舵は、安全バンドまたは、1−41図の器具を使用して固定する。
一般には、風向に対してやや角度をつければ、マイナス方向になるので、自然に固定されてしまうから、このような器具は使用しない。しかし、24時間以上の繋留になると、風向も変わるので、上記のような方法で固定する。また、下げた翼端には、必ず重量物をのせておく。堅いものは翼端をこわしやすいので、やわらかく重いものをのせる。たとえば、1−42図のように、パラシュートのようなもの、または座席のシートの上におもしをのせるという方法をとる。
平常の練習の場合は、以上の方法でよいが、寒冷前線の通過のときとか、1昼夜以上の繋留のときには、風向。風速がどのように変化するか予測できないから、両翼を水平にして固定し、胴体の前後部を繋留する(1−43図参照)。
引込脚の高性能機は、車輪を引っ込めて繋留する。
河川敷滑空場で繋留する場合には、堤防のすそで、1−44図のように、翼端を下げてセットする方法もある。
堤防の近くで繁留する場合
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